自殺者数14年連続で3万人を超える 《Vol.10》

高止まりしている自殺者と職場のメンタルヘルスの関係とは

警察庁は2011年の自殺者数を発表しました。前年より1,039人減少したものの、合計30,651人
となり、14連続で3万人を超える結果となりました。自殺者の7~8割は精神疾患に罹患してい
たとされ、なかでも最も多いのが「うつ病」です。現在、うつ病で通院・入院している人は約
120万人程。病院に行っていない人、比較的軽い症状の方など予備軍を含めると500万人以上
いるといわれています。

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うつ病は、実際のイメージとは異なり、実は女性の方が男性の2倍かかりやすい
のですが、自殺者は男性の方が圧倒的に多いのが現状です(男性が70%前後、
女性が30%前後)。その理由のひとつとして、男性は人に弱みをみせない、
相談しない、自分で責任を取ろうとする傾向があり、その結果として自殺に至っ
てしまう人が多いと考えられます。

これを職場に置きかえて考えてみると、部下は上司に「相談しにくい」「弱みを見せづらい」
というのが一般的であり、職場内でのコミュニケーション不足がストレスとなって仕事が上手
くいかなかったり、メンタルヘルス不調になったりするケースが多く見られます。職場のメン
タルヘルス対策の鍵を握るのは、まず「コミュニケーション」なのです。

コミュニケーションが円滑になると、職場(人間関係)が活性化し、生産性の
向上、メンタルヘルス、ハラスメントの防止に役立ちます。

 

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