過重労働・メンタルヘルス対策の一次予防について①

時間外・休日労働時間削減の対策

長時間労働の対策は、健康管理体制整備、健康管理措置の実施、長時間労働者への産業医等の面接指導が必要となります。
産業医は、事業者に長時間労働の削減を働きかけ必要に応じて事業者に指導、勧告を行います。

長時間労働の具体的な対策

過重労働による健康障害を防止するための対策では、事業者に対し時間外労働の削減と年次有給休暇取得の促進などが求められています。
時間外労働、休日労働時間の削減を行うためには、労働時間の管理が重要となります。事業者が労働時間を把握し記録、管理されているかどうかを確認しましょう。 これにより労働者に時間管理の必要性を認識させることが出来ます。
産業保健スタッフ、産業医は、長時間労働が発生しないよう、残業の申請、業務体制の見直し、代休取得の状況確認および推進、業務の平均化などについて改善、指導を行います。

対策のポイント

1. 労働時間の把握と管理
2. 残業の手続きの確認
3. 時間外労働時間の上限の設置
4. ノー残業デー
5. 労働時間の選択またはローテーション制
6. 代休制度
7. 意識改革
8. 業務体制改善
9. 業務量過多の労働者への対応
10. 労働時間改善計画
11. 業務の平均化

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