献血に協力してみませんか?

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新しい年を迎え、仕事もプライベートも気持ちを新たにされた方も多いと思います。
新たな目標にプラスα、身近なボランティアにも取り組んでみませんか?

なぜ献血が必要なの?

血液は人間の生命維持のため欠くことのできない機能を担っています。その血液は今のところ人工的に作ることができません。ですので、病気や怪我で血液が必要となった患者さんは、健康な方から献血で分けていただいた血液を輸血する必要があります。

また、血液は有効期限が定められており、血小板製剤は4日、赤血球製剤は21日と短くなっているので、年間を通して定期的な献血が必要とされています。

冬場は血液が不足しやすい時期です

例年、冬場になると輸血用の血液が不足します。これは、風邪など体調を崩す方が多い事や、学校や企業の団体協力が得られにくくなる事など、献血協力者数が減少することで血液の確保が困難になるためです。輸血用血液を必要とする患者さんには季節は関係ないため、冬場でも十分な血液確保が必要になります。

献血で自分の健康チェックもできます

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献血に協力頂くことでメリットもあります。 その一つがご自身の健康チェックができる事です。希望者には献血協力後2週間程度で、生化学検査7種類、血球計数検査8種類の結果が郵送にて通知されます。 職場で受ける健康診断は基本的には年1回ですので、それ以外にもご自身の健康をチェックできる機会が得られます。

また、その他にも希望者にはB型肝炎、C型肝炎、梅毒検査、HTLV-1抗体検査で異常があった場合には結果を通知してくれるサービスもあります。 血液を少し抜くことで体は血液を作ろうとするため、血流が良くなる事もあります。

献血にご協力頂けない方

輸血を受ける患者さん、献血にご協力頂く方、双方の安全確保の為、献血ご遠慮頂く場合があります。 詳しくは、各県の赤十字センターHPや各献血ルームにお問い合わせ頂くことでご確認ください。
献血は体調の良いとき、献血後余裕のある時(スポーツや重労働、飲み会など無い時)にお願いします。
株式会社メディエイト 保健師 新井 望